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我が国のリアリティ

著者:医療法人社団 治山会 小山歯科

こんにちは。
ブログを担当している副院長です。
このブログでは、歯科に関することに限らず、私が普段思っていることなどを書いてゆきたいと思っています。

さて、まだ民主党さんが政権を取る前の話です。

民主党さんを支持していた友人が、「民主党も頑張っているから、民主党に政権を取らせてあげたい。」と言いました。
2大政党制が時代の流れだし、自民党さんの一党独裁が長く続くのは良くない、というのがその理由だそうです。

その時の私の答えは、以下のようなものでした。
1.徳川幕府265年の歴史を持つ日本に、必ずしも2大政党制が適しているとは思えない。
2.一党独裁というが、憲法に基づく選挙の結果として政権を担っているのであって、いわゆる「独裁政権」と同列に見なすのはおかしい。
3.民主党さんの主張は、「こうだったらいいな」という理想論が多く、政権担当者としてのリアリティに欠けている。

民主党さんが政権を取った現在、国家予算の無駄を省き、財源を捻出するという名目で「事業仕分け」が行なわれました。
ところが、実際には政治家による「官僚叩き」に過ぎなかったことが指摘されています。
本来省庁のトップである大臣ではなく、あえて官僚を公衆の面前に引き出し、辱めるようなやり方が、本当にこの国を良くするのでしょうか。

 

日本の官僚は、諸外国から見ても非常に優秀であり、行政の裏側で我が国の繁栄を支えてきたのはまぎれもない事実です。
実際私の知る限り、概ね真面目で優秀な人物が多いのです。
どのような組織であれ、真面目で優秀な人を貶める組織は伸びるはずがありません。
真面目で優秀な人は、お金を払ってでもうまく働かせるのが賢いやり方だと思います。

 

民主党さんが政権を担うようになってから、普天間基地移設や尖閣諸島沖事件など、日本の安全保障に関わる問題を筆頭として、与党の政権担当能力の有無が問われるようになりました。
厳しいことを言わせてもらえば、そもそも政権担当能力を疑われるような政党が政権を担っているとすれば、それこそ税金の無駄使いです。

 

今の日本にとって必要なのは、政治は政治のプロに、行政は行政のプロに任せ、一刻も早く国家を建て直すことではないでしょうか。

医療法人社団治山会 小山歯科

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